鉱物繊維について

鉱物繊維と聞いてすぐにアスベストを思い浮かべることでしょう。発がん性があるということで1995年以降、日本では使用禁止になりました。なぜそれまでは使われていたのでしょうか。

発がん性があることが分かっていれば使われなかったものの、それが判明したのは1995年ごろだったのです。それまでアスベストという繊維は大変火に強いため、建物の壁や天井などに使われていました。火に強いのですから、もしも火事にみまわれても被害が最小限に抑えられると考えられていたのです。

しかし時は流れ、このアスベストの繊維を吸い込むことでガンが発症することが分かりました。日本では大変大きなニュースになりましたので、幅広い年代の方々が衝撃を受けたのは今でも鮮明です。アスベストを使用した建物を改築する際に、アスベストの繊維が飛散してしまうので、改築するのも大変な作業となっています。しかし、このままアスベストを放っておくわけにはいきませんので、どうしても改築が必要になります。大変危険な作業になりますので、今もなお大きな問題として残っているのです。

アスベストというのは一種類の鉱物繊維を言うのではありません。白石綿、青石綿、茶石綿、角閃石系アスベスト、などの種類が存在しています。

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